
野菜から生酵素を取り入れようとする場合、ただ生で食べるだけでは効果は限定的です。
そのままでは細胞内の酵素が吸収されずに排出されてしまうことが多くなりますので、せっかく摂取しても効率が悪くなります。
生酵素を野菜から効率良く取り込むには、すりおろすことが大切です。
すりおろすと野菜の細胞の膜が壊れて、中に閉じ込められていた酵素があふれ出して吸収されやすくなりますし、その酵素自体も活性化されます。
ですから、摂取する時にはカットしたりそのまま食べるよりもすりおろして食べることが重要になります。
すりおろす際にもいくつかのポイントがあり、まず皮はむかないようにします。
酵素や栄養素は実は皮の近くほど多いと言われています。
ですから、皮をむいてしまうと摂取する酵素や栄養素の量も減ってしまいます。
また、すりおろしたらできるだけ早く食べることも大切です。
時間の経過と共に酵素は減少していきます。酵素が熱に弱いことは既に広く知られていますが、すりおろしたものであっても過熱処理はNGです。
生で食べることで生酵素をしっかりと摂取できます。
以上のことに気をつけながら、酵素で美容対策や健康対策を効率良く行っていきましょう。
すりおろしに向いている食材には色々なものがありますが、中でも大根やニンジン、長いも、キュウリ、ショウガなどは代表的なものです。
バリエーションを増やして飽きないようにしながら、長く続けていくことが大切です。